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電子顕微鏡でソーピング不足の余剰染料を見る

PIJ-INC

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VHX_000030.jpg VHX_000016.jpg FROM:飯田雅章
篠崎本社より

ISOの審査が控えていて、その前には安全衛生推進講習を開かなくてはならず、新人のスキルアップセミナー開催、銀行に提出書類が多々あり、色止めのお客様と新規で輸入を始めるお客様からの問い合わせが連日で・・・

やはり年末が近づくとだんだん気ぜわしくなってきますな~

こう言う忙しさは、前向きでいいですがね!

ところで、デジタルマイクロスコープを購入しました。

ひとまずは、近年急増しているソーピング不足による移染問題を解決するために、余剰染料が色止め作業前と後でどのように変化しているかを見える化するために。

その他の用途として、極細繊維の拡大画像を見ることが出きるので、シミなのか飛び込みなのか?針穴なのか地糸が切れてしまっているのか?プリントの乗り具合が部分によって違うことはないか?繊維識別試薬と併用してウール特有のスケールが見えるかなどの繊維識別判定をして組成混用率を出すことに挑戦をし、等々・・・

見えない物が見えることで全く違うアプローチの仕方が出来るので、その分あたらしいサービスを始められる。

あるいは、異業種のお手伝いもできる可能性もあると期待できる。

どうせ設備投資するなら新分野が開けるようなものにしないと既存の設備の新設だけでは面白みがない。

最大で5,000倍の世界を凝視することが出きます!

人間の目で見えない物をもっとよく見たい人は他にいませんかー?


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Posted byPIJ-INC